Last update:2014/10/7
債務整理の方法にはいくつかありますが、過去にグレーゾーン金利で借金をしていたような場合には、債権者である消費者金融などとの話し合いで返済し過ぎた金利部分の返還を求める「過払い請求」が有効です。 債務整理の手続きは弁護士や認定司法書士に相談の上依頼でき、正式に依頼を受けた弁護士らがそのことを「受任通知」という文書で債権者に通知すると、債権者は以後本人への直接の取り立てができなくなります。 このような債務整理の過払い請求の手続きにあたっては、さまざまな書類などの提出が必要になります。 まず、本人確認のための免許証や保険証などの身分証明書、手続きを依頼する契約書などに押印する印鑑は不可欠です。 ほかに、借金で利用中のクレジットカード・キャッシングカード、借入先の一覧表、借金をした際の契約書、借金の明細、数か月分の家計の収支明細といった、現在の借金の状況や、家計に占める返済金額のウエイトなどがわかる書類が必要となります。 本人に資産がある場合には、給与明細や預金通帳など、返済の余力がわかる書類を求められることがあります。