債務整理と任意整理の違い
債務整理と任意整理の違い
債務整理と任意整理の違いですが、まず任意整理は裁判所を通さずに個別に借り入れを行っているところと交渉をして返済の減額や利息を払わないで済むようにするといった個別交渉での解決を行っていきます。 これに対して債務整理は、自己破産や民事再生のように裁判所を通して債権者に対して一律で行う借金の整理になります。このため、この債務整理では、裁判所が決定することですから強制力があります。なお、自己破産や民事再生は、信用情報会社に掲載されてしまうので、新たな借り入れは当面できなくなります。この信用情報会社に掲載されるのは約5年と言われていますが、7年程度は新たな借り入れができないと考えたほうが無難です。 このように裁判所を通しての借金の整理か、あるいは個別に働きかけ裁判所を通さないやり方なのかといった違いがあります。弁護士や司法書士などの専門家に依頼する際には、彼らが依頼者の個別な事情に応じてより良い方法を紹介してくれるので、参考にして依頼することもよいと言えます。